さぽろぐ

日記・一般  |札幌市北区

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Posted by さぽろぐ運営事務局 at

2016年07月28日

彩花。

JR学園都市線の高架下に咲いていたアサガオ。日差しが強いためか、
花びらが丸まったている。うん?いや待てよ、これから真っ当に開く
準備をしているのかもしれないな。まっどうでもいいことなんだけど
気になり出すとあれこれ考えちゃう旅烏。な〜んちゃって。(^^;)

琴似発寒川の川辺り。のどかですな。そういえばかなり前になるけど
ここで竿を出して山女魚を釣ったことがある。釣りに行けないウサを
晴らすためと家から胴長を履いたまま自転車に乗って出かけたものだ。
こんな小沢で胴長を履くなんてちょっぴり恥ずかしい気もしたが川の
中をジヤブジャブ歩けるのだから超便利なのだ。それとも冷たい水の
感覚を味わうためだったかもしれない。釣った山女魚は全てリリース。
持ち帰った記憶にない。(いやまてよ一度はあったかも?^^;)

渓流釣りを覚えた30代後半の頃は仕事仲間と数を競い合ったことが
あります。10センチに満たない新子の山女魚をビクに収め、今日は
負けたとか勝ったとか。それで満足悦にいっていた。でもかなり前に
なりますが、釣った山女魚を冷凍保存して食べずに捨てていたことが
ありました。ほどなくして命を粗末にしている自分に気づき、そして
反省したのです。それ以来食べれない匹数を釣らなくなりました。
釣りの醍醐味はラインを通して手に伝わる魚の震えを体感できること。
そして自分が狙ったポイントに確実に魚がいたということ。また工夫
して自作した釣り道具のアイテムが役に立ったこともうれしかったし、
また作ろうになっていた。とくに冬の間はアイテム作りに励んでいた。
それからですね釣り道具作りの楽しさに夢中になったのは。いつしか
こちらの方がメインになっていました。
旅烏の体調のこともあり、今年は釣行へ出かけるか決めかねています。
山河の清らかな流れを思い出すと行きたくなるのですが...う〜ん。face07
  


Posted by 北の旅烏 at 12:22Comments(2)釣り徒歩散歩。

2016年02月24日

出す。

昨日の夜、釣り用のベストを引っ張り出してみた・・・。
どこも汚れが目立たない程美しい?ではないか...と言いつつ、速攻で
元あったハンガーに引っ掛け仕舞いました。終わり...な〜んてね。face03
それにしてもなんでもくっ付けちゃう旅烏にお似合いのゴチャゴチャ
感が漂っていますな。フックを外すラジペンは良いとしてワッペンの
付け過ぎだっちゅ〜の。これもきっと暇な時間がいけないのね。冬の
性にしてばかりだけどさ。ついついあれもこれもと手当たり次第貼り
付けてしまうのです。ほとんどが捨てられる運命にあったもの。私に
とってはみな宝物なんだもん。釣りをしている時は熊対策も必要なの
です。ですから鈴は2個ぶら下げています。ただ小さいので熊さんに
聞こえているのか分かりませんが。見知らぬ河川に入った時、近くで
バキッとササが折れたようなが音がした瞬間、体がすくんで身動きが
とれなくなる時があります。恐怖感が半端ない。だから初めての川へ
向かう時は必ず爆竹を鳴らしてから入るようにしています。今人間が
お宅の敷地にお邪魔しますからとね。後生だから突然出てきて旅烏を
喰わないでね...と懇願するのです。人が他の動物の住み処に侵入する
のですから。熊からすれば、わずらわしいとは思いますけど。遊びで
来るんじゃないと思っているでしょうね...きっと。
釣行も最近では年に数度。行く河川も車が行き交う場所が多くなりま
した。それでも竿を通じて伝わる小気味好い魚の手応えは何にも代え
難いものなのです。数釣りはもう何年も前からしなくなっています。


  


Posted by 北の旅烏 at 10:11Comments(6)趣味。釣り

2015年12月02日

清流。

年々釣行の回数が少なくなった。8月に一度行ったきり。相方も私も
体力の衰えを感じる歳になった性なのか。それとも以前ほど釣りその
ものに執着しなくなったのかもしれない。釣果よりも山河に分け入り
木々の葉の色や澄んだ川の流れ、静寂な空間に身を置いている幸せを
感じるようになっている。ただ何時間も釣れないと昔の?旅烏の定番
遠吠木霊。苛々癇癪。叱責我身...に陥るのだが。face03

以前にも書いたが、釣行前夜が一番ワクワクするのは多分来年も同じ
だろう。忘れないようにと持ち物持参表にチェックを入れていく時が
楽しいのである。準備ができた順から丸を付け、深夜にまたチェック。
その都度ベストの中を再確認。おやおや仕掛けをもう数個作った方が
いいのでは...と小箱を取り出し作り始めたり。そんな時間が愛おしい
のである。持ち物の点検しながら思い描くは、清流に浸り無心に竿を
振って当たりを確かめる旅烏がいるのだ。ウキがピクンと反応すると
ラインから伝わる小気味いい感触。この瞬間が欲しくて遠方まで繰り
出すのですね。程々のサイズの?元気な山女魚ちゃんを手にできさえ
すれば後は余裕!で景観を楽しめるというもの。だから至福の時間が
手ぐすね引いて待っていると思うとまた行きたくなる。それが釣りの
醍醐味であり、魔法をかけられた釣り好き...なのかもしれない。
  


Posted by 北の旅烏 at 10:56Comments(4)釣り

2015年08月23日

帰路。

白井川を後にして、もと来た道を引き返した。「銀橋」を過ぎ余市川に
架かる「金橋」の下でちょっとだけ竿を出すも予想通り?手応えが無く
すぐ竿を仕舞い持ち帰る石ころを探し始めた。戻ってきた相方に釣れた
と聞いたが同じ返答。それではすぐ目の前にある「赤井川村道の駅」に
行くことに決め、胴長やベストを脱いだ。
出来たばかりの道の駅。人もまばらな9時過ぎだったがトイレも完備し
使い勝手がよさそうだ。でも知っている道の駅を想像していた旅烏には
品数の少なさにふう〜ん...てな感じでして。お土産品が片隅に置かれて
いるだけで食堂らしきコーナーの広さだけの印象。建物の隣に直売所が
あったのでそこでミニトマトを購入した。この場所は小樽から倶知安に
抜ける近道なので交通量はそこそこある。これから地元の野菜や品数を
増やせば新たな名所になると思います。

次に向かった先は「さくらんぼ山」でフルーツジンギスカンを買うこと。
そして我が家と義母へのお土産にプルーンを買った。本当は甘くて美味
しいサクランボが欲しかったが時期が終わり願い叶わず。ブドウもこれ
からで今は果物の閑散時期。もう一回来たいな、な〜んちゃって。face03

買い物を済ませるとそのまま帰路に着いた。だから自宅に着いた時間が
12時前という「本当に釣りをしに出かけたの?」と疑いの眼を向けら
れる早々帰宅。(^^;)釣り道具を点検し、濡れたビクや手ぶくろを
隠れ家に持ち込んで洗剤につけ置きし、後日取りに来ることにした。
下の石は金橋で拾ってきたもの。置くのに都合の良い形で凹みも微妙に
味わいがあり気に入っている。これを見ていると釣りをしている対岸に
そびえる岩にも見えてきて、記憶を呼び起こすのに都合が良さそうだ。
今回の釣行は釣果もさることながら、手に伝わる山女魚の引きを味わう
ことができて幸せだった。思い出すほど笑みがこぼれるんだもん。face02


  


Posted by 北の旅烏 at 08:11Comments(2)釣り

2015年08月22日

充実。

都会にいると日頃の時間の経過が時計通りのなにものでもなく、あっと
いう間に夜がきて朝を迎え、それが日常と慣れている自分がいたりして。
だが山河に入っていると、風も、しとしと降る雨も川の匂いも。そして
肌を通して触れる空気の色合いも、こんなに新鮮なものなんだと改めて
思いを強くするのだ。釣れなきゃ苛立つこともある。釣れてもサイズが
小さすぎるとリリースする。逃がすために釣るのであればヤメたほうが
魚のため。何しに来たのと己の不甲斐なさを嘆く先には自分しかいない
のにね。だけど今回は身も心も十二分に満足の世界に入ることができた。
だ〜って11匹釣った時には感謝の気持ちが一杯で、これ以上釣らなく
てものいいよになっていた。下処理をしながらお魚くんにありがとうの
言葉をかけていた自分がいた。だから上空に青空が見えなかったけれど、
目の前の景観さえも我心を満たしていた。

今回は当たりがあっても一気に引き上げるのではなく、その震える強い
手応えを味わう余裕があったことだ。これこそが釣りを楽しむ醍醐味と
言うものなのだろうか。ポイントと見極め流すエサがククッと引き込ま
れる瞬間がたまらないのだ。一つの場所にいる山女魚の数が少ないので
つい先へと歩を進めてしまう。函になった深みに来た時初めて我に帰る
自分がいたり。夢中になり過ぎだよねと苦笑い。
相方の釣果は少なかったみたい。でも喜んでいた。きっと日常の風景と
違う山河に来たことが喜びにつながっているとそう感じた。この後国道
沿いに出来たばかりの「赤井川村の道の駅」に立ち寄ることにした。

  


Posted by 北の旅烏 at 09:11Comments(2)釣り

2015年08月21日

釣行。

空模様が怪しく行くべきか迷ったが、運を天に任せて昨日決行した。
空が明けきれぬ朝3時半、けたたましい目覚まし時計に起こされた旅烏。
よろよろとベッドを抜け出し、道具立ての再確認を始めた。相方が来る
のは4時半過ぎ。まだ時間があるのでコーヒーを入れ朝刊に目を通すも
忘れ物があるかもと不安にかられベストのポケットを再々点検。と玄関
外にテールライトの灯りが見えた・・・。

今回は欲張り三昧の釣り行程。まずは毛無峠を越え、昨年行かなかった
余市川支流の白井川から始めることになっている。一昨年増水で釣りに
ならなかったことや、運転する相方が峠超えをする難儀さもあったりで
昨年は小樽から直接大江堰堤や然別川へ向かった。しかしこの川で釣れ
ないと、やっぱり白井川の清流が思い浮かんでは後悔もしていた。
今回は相方から白井川を先に行こう!のうれしい一言で快諾決定。眠く
なったらどこでも構わないから休憩しよう...と伝えて車中の人になった
のである。(上記の写真は毛無峠から見た小樽方面)
6時半前、白井川に到着。周辺の山々がなんだか懐かしい風景に思えた。
早速準備を済ませ川へと向かった。水量は多からず少なからずで申し分
ない。エサを投げ込むと間髪を入れず当たりが出た。山女魚のサイズは
13センチ前後と小さいが、あの小気味いい震えがラインを通して手に
伝わってくる。ああ!今日来てよかったと感慨に耽る旅烏。face02

川底の石がとてもきれいだ。胴長を通して水に浸かっている心地よさに
酔いしれる一時。時折空から雨が降り出すも気にせずにポイントを探す。
場所を移動するたび当たりがあった。その時だった。突然大物の予感が
手に伝わってきた。20センチを超えるだろう魚影が確認できる。でも
こんな時に限ってランディングネットを持っていないことに気づきうろ
たえた。当然のごとく無いものは無いのだ。岸に寄せようとしなる竿を
横に傾け引っ張っていくしかない。格闘が続く。あともう少し。一気に
上げようと力を入れた次の瞬間、竿がフッと軽くなった。ああ〜やって
しまった。とほほ。いつも邪魔扱いばかりしてさ。車に置きっぱなしに
した旅烏が悪いのだ。ランディングネットさえあれば、ひょっとしたら
サイズ更新になったかもしれなかったのに。後の祭り。後悔遅し。face03

でもね、それからも頻繁に当たりがあった。水の透明度。景観は曇りで
イマイチだったが、それでも癒される水辺。今日ここに来てよかったと
心底思えたのである。釣果はリリースも含めて11匹。これでもう十分。
相方が見えないので魚の処理を済ませ来た方角へと引き返した。お魚は
後日お見せいたしますね。とってもきれいですよ・・・。(^^)  


Posted by 北の旅烏 at 09:23Comments(7)釣り

2014年08月07日

反復。

釣行から一週間が過ぎた。想い出すは山河の清流・・・。
釣果は二の次との思いは年を追うごとに強くなっている。ここ数年遠出が
叶わなくなった。年に1回か多くても2度。だからなおさら清らかな川を
選び心躍らせる。出発前夜に思い描く風景。緑の木々に包まれ、流れいく
水の音。静まり返った空間にたたずむ至福のひと時。幾度となくロッドを
置き辺りを見回す。今この場所に来れた満足感を心に刻むかのように。
喧噪とは無縁の川にたたずんでいると、砕け散る水音が盆踊りや他の歌に
聞こえてくることが今までに何度かあった。一度そう思い込むとなかなか
頭から離れない。今回もそうだった。釣れない歯痒さと疲れが出始めた頃
だった。突然川面から松山ちはるの「大空と大地の中...」が聞こえてきた
のである。出だしの歌詞しか覚えていないので、そのフレーズがくり返し
延々と続く。よりによって松山ちはる(失礼汗^^;)かいと私の少ない
レパートリーの歌を被せてみても、さらに大音量で響き渡る。思い込みと
解っていても後から追いかけ追い越して行く。こんな時ロッドをググッと
引き込む強い当たりがあれば瞬時に沈黙霧散するのだけれど。ほかに気を
とられるまで延々と「果てしない大空と広い大地のその中で〜♪」が続く
のだった。いや別にちはるが嫌いって訳じゃ〜ないけれど。よりによって
否いや違うか。う〜ん微妙。な〜んちゃって。face03
撮りためた写真を改めて見るとその時々の川の匂いや私の心理状態が思い
出される。落ち込みに良型の魚がひそんでいるだとか。この上流に行けば
きっと好ポイントがあるだとか。欲深き思いは歳に関係なく、果てしない
大空と広い大地の...うん?あれれっ!ちはるのフレーズが、またもや出て
きちゃった。ひょっとしてこれは。怨霊に取り憑かれたか。私の頭の中を
支配し始めた。くり返される堂々巡り。終りなきフレーズの戦い??  


Posted by 北の旅烏 at 08:24Comments(2)釣り

2014年08月01日

貧果。

昨日の続きなのですが。更新する程の話題もなくて。でも心を鬼にして?
書きます。恥の上塗り釣行日誌。な〜んちゃって。(^^;)
然別川は文句のつけようもない素晴らしい清流。気温が上がり蒸し暑さで
やる気が遠のこうとも、この清らかな流れを目にするとそれまでの疲れが
一瞬で吹き飛んでいきます。それ程魅力あふれる川なのです。ただ残念な
ことに新子は(山女の一年魚)いても大型のそれは皆無に近い。今回私は
ルアーを選択しています。釣果を上げるためには、もっと奥深い源流域か
川幅が広い本流の余市川へ行かねば目的達成はできなさそうです。解って
いたこととは云え、諦めざろう得ませんでした。使うことも無く、無用の
長物と化したランディングネット。釣れた魚を入れる手製の魚籠が何とも
淋し気でして。邪魔になっただけで今回も出番がありませんでした。
相方はそこそこの釣果。余裕すら漂ってエサを流しています。サクランボ
山の開園時間10時に間もなくなろうとしています。ここで清く?脱渓を
進言した旅烏。買い物を済ませた帰り道、昨年も行った登川の砂防ダムへ
いちるの望みを繋いでルアーを置きました。
サクランボ山は平日にも関わらず団体客で賑わっています。胴長を履いた
ままの姿で車を降りた私。(脱ぐのが面倒でして。^^;)この日最大の
イベント「佐藤錦のサクランボ」と「フルーツジンギスカン」を購入しま
した。そして昨年と同じく備え付けのビニール袋でフルーツトマトのつめ
放題をゲット。(買い物をしたお客さんだけに与えられた特権)なんとも
小さな袋だったのですが昨年持ち帰って食べた時の美味しさが忘れられず
今回は他人の目を気にすること無く目一杯入れました。(^^;)
サクランボ山からの眺望。仁木町の町がこの日霞んで見えました。
これが佐藤錦のサクランボ。夕食後、我慢できずに少しだけつまんで食べ
ました。とても甘くフルーティー。そして程よい酸味が後から追いかけて
きます。この日の目的の一つを充分堪能いたしました。また釣りに誘って
くれた相方とかみさんの義母にもプレゼント。季節の味と香りを堪能して
頂けたと思います。
サクランボ山のフルーツジンギスカン。あれ?フルーツとは書かれていま
せんね。私の勘違いか。(^^;)でも甘さの中にもサクランボのフルー
ティーな香りがそう思わせたのかしらん。これは時期を見て義母を誘って
食べようと思っています。2袋あるから目一杯食べれます。(^^)

釣行とタイトルを付けたのに魚の姿が無いのもしゃくと相方が釣り上げた
新子の山女を載せました。実はこの後寄った「登川砂防ダム」の下でやや
良型の山女を私が釣ったのです。相方から借りたエサ釣り竿でね。流れの
淀みに投げ入れるとすぐに釣れちゃった。でも私は川の様子見をするため
だけに降りたものですから何の用意もしていない。素手でにぎったら逃げ
ちゃうのは必定。あっ!という間に流されていました。(^^;)この日
糸を通して伝わる魚の重さと感触をやっとここで味わうことができたのね
というお粗末釣行記だったのです。なんとも締まらない更新でお詫び申し
上げる次第です。(冷汗止まらず。^^;)
  


Posted by 北の旅烏 at 09:18Comments(2)釣り

2014年07月31日

釣行。

お天気よし。水量申し分ない。後は私の技量だけか・・・。
昨日、今年初となる釣りに出かけた。小樽まわりで余市町を通り、仁木町
大江川えん堤に到着したのは7時を回っていた。すでに釣り人らしき車と
川に立ち入っている釣り人の姿が確認できる。まずは大江橋の下を攻める
ことにした。相棒はエサ釣り。私はウルトラライトのロッドにスピナーを
装着し戦闘開始。しかし水の流れに押し戻され釣りにならず。護岸の上を
行ったり来たり。う〜む。やがて溜息が漏れ出した。この時相方は新子の
山女を数匹が手にしていた。私が釣るのは20センチ越え...否、尺ものの
大型山女。平静を装い、相方にえん堤下への移動を進言した。
えん堤を流れ落ちる水。手前の魚道も半端ない凄まじさ。対岸に釣り人が
見える。負けてはいられない。川の中央で(写真右方向)釣ろうときつい
流れに逆らって歩き出した。足を上げるのがめっちゃ恐い。体ごともって
いかれそうだ。できるだけ水深の浅い護岸の上を歩く。水流に負けてふら
ついたら最後、ずぶ濡れの刑が待っている。この時突然頭をよぎったあの
「行っちゃダメ」のお言葉。でも、朝から尋常じゃない蒸し暑さだ。水に
浸かった方がマシかもね。などと強がってお構いなしに進んで行った。
数度危うい姿勢になったが、なんとか渡れた。では気合いを込めて釣りま
しょう。一投。二桁投。気力が段々低下。相変わらずスピナーだけが元気
よく戻ってくるばかりでして。流れの淀みをめがけて探るが無反応。ここ
にはいないのか。過疎の川、段階集落かも。私は空き家(川)に目がけて
投げ入れているのか。場所移動が頭をよぎり始めた。face11
相方は一カ所で粘りながらコンスタントに新子を釣り上げていた。やはり
エサにはかなわない。戻ろうときびすを返し歩き始めた。魚道の近くまで
来たときだった。あれっ!どこを渡ったの?私は。見る方角が違うと来た
時と大違い。水深がやけにあるではないか。何がそうさせるのか。怯える
心がさらに恐怖心をあおる。相方がきょとん顔でこちらを見ている。私は
といえば照れ笑いをくり返すばかり。行ったり来たりをくり返す内面倒に
なってきた。ええ〜い!なるようになれ〜と大股で足を上げた。一瞬体が
大きく傾く。ううっ!上半身がイナバウワー。危ない危ない。(^^;)
全身ずぶ濡れ、悲惨現場にならずに次の場所へと移動できた。face03
国道5号線を北上しながら余市川を橋から観察するもこれといった釣りに
適した場所が見つからず、必然的に清流の誉れ高い然別川へ向かっていた
のであった。いつ来てもこの川の透明度には癒される。川に降りると体感
温度も心なしか下がったように感じた。
魚はいるのだけど小さな新子山女ばかり。もし私がエサ釣りをしていたら
ほとんどがリリースサイズ。相方に「サクランボ山」の開園時間を聞くと
ちょうどいい塩梅に同時刻になっていた。それなら先に買い物を済ませた
ほうが得策と、いったんここを脱渓することにした。(次回に続く^^;)
  


Posted by 北の旅烏 at 12:11Comments(3)釣り

2014年07月28日

激減。

7月に入って遠出の回数が増える筈が2回のみ。どうしちゃったの旅烏?
気温の高い日が続いた中旬。先週も風が強く週末雨が降ったこともあって
我愛車旅烏2号はカバーを被ったままである。往路は向い風を選び復路は
追風を味方につけるを良しとする旅烏。寝床で挑戦してみようかしらんと
思い描いた方角と真逆の日が続いたことも影響している。そうは言っても
これでは恋い焦がれた夏が終わってしまう。明日から太陽が顔を出し風も
心なしか弱そうだ。モヤモヤ感を振り払って、まだ見ぬ風景に出逢う旅に
出ましょうか。気の変わらない内に・・・ね。face07
そうそう、今週渓流釣りに出かけることが決まりました。仁木町のサクラ
ンボが時期的に終わりを告げそうなことと、あのフルーツジンギスカンを
買いたいがために。うん?釣りよりも、食欲を満たすための遠出かい!と
自分に突っ込みを入れる体たらく。アイテムはルアーのみ。これも近所に
あった釣具店が閉店したことによるエサ問題。わざわざ街中に買いに行く
のが面倒臭いとね。まっ小さいのばかり針かかりさせない大義名分はある
のだけれど。これでは貧果が行く前から目にみえている。
ただ時間があれば余市川本流でのルアーをちょっと試したい気もあったり
しています。小沢でのルアーは難しいのね。真新しいルアーを一投目から
枝に引っ掛け茫然自失。次につけたルアーが糸切れですっ飛んでいったり
した時にはもう癇癪遠吠。涙目狼狽。になることおびただしい。さすがに
大河ではこれは起こらんだろうと思いたい。ただ釣れないことの苛立ちは
際限なくあるとは思います。出かける前からこんな想像して何をしに行く
のかしらん私は。本末転倒。負無尽蔵。
ただこれだけは得られる筈。都会を離れて山河に立ち入る清涼感。緑きら
めく初夏の山々。静まり返った川に身を委ねると木漏れ日が微笑み涼風が
身体を包み込む。澄み渡った川面に立ち入っている自分を想像していると
いつもの悪い癖、邪念が支配し始めた・・・。(^^;)
ルアーを投げ入れた瞬間、手に伝わる強烈な手応え。リールからラインが
どんどん出て行く。ああ!ここ何年思いもしなかった尺もの山女が釣れた
のだ。否いや釣れる筈に違いない。きっと今年こそ奇跡出現。手中歓喜の
自分がいる。待っていろよ大型山女。出逢うのは数日後だ。face03  


Posted by 北の旅烏 at 11:10Comments(4)釣り