北の旅烏のひとりごと。

朝から暑い。うだる湿気。じっとしていることに耐えられなくなった私は
意を決して出かけることにした。ただ遠出は禁物。日陰があるコースは...
そうだ琴似発寒川。今年まだ自転車で走っていない。もし行けたら平和の
滝も視野に入れよう。遅出の８時半。灼熱の太陽が燦々と降り注ぎじっと
していると汗が吹き出し始める。辛くなったらその時点で帰ればいいのさ
とペダルを漕ぎ出した。日曜日ということもあって農試公園は子供連れで
ごった返していた。農試公園入り口にあるツインキャップの建物。ツタが建物を覆いつくして
いる。あと数年経つと緑の洋館に生まれ変わることだろう。
琴似発寒川に架かる人道橋。帰りもここを通ったが河畔でバーベキューを
楽しむ人が大勢いた。水量も少なく夏場の流れになっている。左岸を通り
ＪＲ線路下をくぐり抜けて西を目指す。これから先、なだらかな登り坂が
延々と続く。湿って重たい空気。むし暑さが半端ない。
大型の黒い鳥が川面を凝視。水かきの足からして川鵜？のようでもあるの
だが。しかし北海道に生息しているとは思えないし・・・。
まいどお馴染みのカモメくん。気配を感じつつも日光浴の真っ最中。邪魔
しないでねとチラ見をくり返す。きっとこの暑さで水温が相当高いのかも
しれない。木陰を見つけては自転車を停め水分補給をくり返すが、すぐに
汗となって流れ落ちるばかりだ。何本かの車道を渡り先へと進んで行くと
やがて「西野緑道入り口」の看板が見えてきた。この辺りにマムシ注意の
看板があって最初の頃は好奇心を刺激されたものだが、幸か不幸か未だに
お目にかかったことが無い。（＾＾；）
この時点で体力は問題無し。膝も順調そのもの。延々と続く一本道の坂に
嫌気がさしたら、あの望来の急坂や張碓峠の激坂を思い出してはペダルを
漕ぐ。そういえば今年、どちらもまだ行っていない。夏が終わる前に是非
とも走破貫徹せねばならんな。しっかしなんとも暑過ぎだ。ボトルも半分
以上飲みつくしていた。途中のコンビニでもう一本買っておけばよかった。
さぁ〜もう一踏ん張り走り出そう・・・。

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