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日記・一般  |札幌市北区

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2014年08月11日

石狩。

大型の台風11号が四国・近畿地方を直撃し日本海を北上中である。いま
不気味な黒雲がスピードを増しながら北へと流れている。時折吹き付ける
風が窓を揺らす。土砂降りの雨がどれだけ降るのか心配が尽きない。
(今現在の札幌は青空が顔を出し始めています。嵐は去ったかも・・・)
石狩。
空が荒れる前にと先週土曜日、石狩へと向かった。北から吹きつける風は
微風。絶好の走行日和だ。石狩街道まで来た時、同じ道を通るのは面白く
ないよね...とちょっと寄り道。初めて篠路駅に向かう。でもね着いてみた
ものの、どこにでもある駅舎。印象度低し。当たり前か。(^^;)
いつものコンビニに立ち寄ったあと石狩街道を走ることに。茨戸大橋から
花畔大橋を抜け、そのまま道なりに進み石狩市街へと入る。海を見たくて
石狩番屋の湯から左折し脇道を走った。灯台前の海では数組の海水浴客が
テントを張り連泊している様子。波打ち際ではしゃぐ子供たち。夏休みに
入った最大のイベントなのだろう。夏を惜しむ気持がよく解る。(^^)
石狩。
灯台下に着いた後、このまま帰るのはもったいないと自転車を押して石狩
河口へと向かう。道端には色づいたハマナスの実が群生していた。それに
しても今年はハマナスの花がちらほら程度。6月の長雨の影響恐るべし。
石狩。
懸念していた通り小さな虫が身体中にまとわりつく。防虫スプレーを再度
吹き付けた。河口は灯台から1.5キロほど先だ。砂地を自転車で押すのが
きつい。やがて視界に河口が見えてきた。波が無く穏やか。蒸し暑い風が
汗を誘う。一息ついたところで散策開始。静かすぎるくらい音が途絶えて
日頃のモヤモヤが薄らいでいった。その昔は灯台側まで海だった。自然の
力で土砂が流され堆積し、やがてその砂州が伸びて海辺の植物が群生する
までにどれくらい時が過ぎていったのか。ここに立っていると人間なんて
ちっぽけな生き物なんだと改めて気付かされる。後世に残したい目の前に
広がるこの風景。そして自然に癒される一時を壊してはいけない。
石狩。
もと来た道を歩いていた時、エゾスカシユリを見つけた。数は多くないが
所々に点在している。ただハマヒルカオはどこにも無かった。開花時期が
終ったのだろうか。これから石狩河口橋を渡り、対岸へ出てみよう。田園
風景が楽しみだ・・・。
石狩。


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Posted by 北の旅烏 at 09:37│Comments(0)自転車の旅。
 
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