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日記・一般  |札幌市北区

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2015年12月22日

飛躍。

今年もお歳暮が届いた。スキヤキも好きだが桐箱に想いを馳せる旅烏。
さて何を作ろうか。これといった夢の世界がまだ出てこない。焦らず
とも北国の冬は長い。あれこれ空想している時間がたまらなく好きと
眺め透かしながら煙草をくゆらすのだった・・・。飛躍。
暮れが押し迫ると、テレビ番組もこれに連動するかのように長時間の
オンパレード。ラ・テ欄を見るほどに否応無くもうすぐ新年の始まり
だと再認識させられる。爆発的に売れだした新人芸人たち。はてさて
何組のコンビが消えゆく運命にあるのか。それはひな壇の配置でその
傾向が見てとれる。最悪なのが後方の端に追いやられることだ。自ら
声を出し笑いを取らなければ、記憶の彼方へ真っ逆さまに落ちていく。
一つの芸が人気を保てるのも半月程度。視聴率を稼ごうと局の方針の
一声で、無理強いするのは今に始まった事ではない。これに逆らえる
新人はまれ。大半の新人たちは薄々気付き、悶々とした日々を送って
いることだろう。だがこれを通過点と捕らえ新たな笑いを創作しなけ
れば、この道で生きてはいけない。ここ最近お笑いを見る気がしなく
なった旅烏。まいどバカバカしい笑いの取り方ばかりでは、その気が
失せてしまったのだ。前にも書いた、こんな芸で売れたという安易な
思い違い。芸を磨くをおろそかにし始めたら見る側に即伝わり飽きら
れる。一発芸はそんな媚薬みたいなもの。けっして甘くはないのだよ。
方向転換ができてこそステップアップし、晴れやかな表舞台があると
いうもの。飽きられるか、もっと見たい!にさせるかの岐路に立って
いることを苦しみながら乗り越えなければならない。
硬い話になってしまった。昨今のテレビ番組の安易さに一言申したく
なってね。芸人ばかりが悪いわけではないのだが。局の方針に甘んじ
ているディレクターや放送作家。そしてプロデューサー。彼らにこそ
その原因があるとは分かっているのだが。がんばれ!若き芸人たちよ。
自分たちが必要とされる芸を見つけなさい。未来は誰のものでもなく
あなたたちにも光り輝くのですよ...とね。


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Posted by 北の旅烏 at 08:05│Comments(2)提案・疑問?
この記事へのコメント
今やテレビ界はギャラの安上がりのお笑いの人達が活躍していますよね。
本来の芸は二の次ですよね。
久しぶりに見ても腕は落ちていますよね・・・・・
それと、私の大嫌いなのはお笑いだからと裸で出たり品の無い格好だったりしてチャンネルを切り替えてしまいます。

昨日の新聞で旭川の裸の観光大使だって・・・・・
裸は舞台だけであって欲しいです。
これって私だけ(笑)
Posted by サンダーソニアMサンダーソニアM at 2015年12月23日 08:19
☆おはよう、サンダーソニアMさん。(^^)
お笑いのウケは時代とともに変化していくものですが、でも誰も
やっていなから...とか、奇抜さばかりを追っかけると飽きるのも
早いですね。だから半年もすれば、痛いしっぺ返しを食らいます。
テレビ局も視聴率が下がればこれらの芸人をかんたんにお払い箱。
一度ウケた芸に自分自身が苦しむことになります。究極の裸芸も
パンドラの箱。そのあと何も残っていません。これを乗り越える
には長い年月がかかります。それに耐えれるかが勝負ですね・・。
Posted by 北の旅烏北の旅烏 at 2015年12月23日 08:57
 
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