さぽろぐ

日記・一般  |札幌市北区

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2016年09月19日

敬老。

部屋の片付けをしていた時、ふとナノヘリコプターの箱に目がいった。
敬老。
昨年1度だけ飛ばしたが、その後はジオラマのケースにしまい込んだ
ままになっていた。充電を済ませ、コントロールボタンのスイッチを
入れた。だけどうん?どのレバーを動かし操縦するんだったっけ...と
疑問だらけ。とりあえず浮かせてもすぐ落下する始末。はて説明書は
どこに仕舞ったのかしらん。ああ!記憶がない。洋ダンスの壁に取り
付け、細々としたものを分類してある筈の場所には無い。おかしいぞ
引き出しに入れた覚えは無いし。あちこちガサゴソ探しているうちに
面倒臭くなってきた。これじゃ〜場所を決めた意味が無いではないか。
もう一度入念に確かめながら同じことを繰り返す。するとさっき見た
場所に他の説明書と一緒にあるではないか。う〜ん。見ているようで
見ていない...否、脳が鼻っからここには無いと決めつけているからか。
説明書はペラ1枚。思っていた以上に簡略化されたもの。時とともに
これさえ忘れている。この時点で飛ばす意欲が消え失せた。
昨日は我が記憶の衰えを再認識する結果となってしまった。くしくも
今日は敬老の日。そして今朝の新聞にも書かれていた高齢者の占める
割合が年々増加中。そりゃ〜そうだよ戦後生まれが高齢者と名のつく
ピークを迎えるんだもん。おまけに100歳以上のお年寄りが道内で
2939人。全国で4番目とか。だから医療費負担が半端ない金額に
成りつつあるのだ。これからの若者にこれ以上の負担をかけたくない。
でも自ら姥捨山に連れてって〜とは恐ろしくて言えないし。今できる
ことはボケないこと。多少の健忘症は笑って済ませると達観すること。
ただし痴呆症だけは成りたくない。自分が自分でいられない...なんて
考えただけでショックが大きい。否々それすら判らなくなる境界線を
越えるということか。自然の摂理とは言え、その時が来たらどう対処
していいのか分からない。だから誰でも大なり小なりその影を見まい
信じないと粋がるしかないのかも。体を動かし新たな勉学に励むとか。
何か行動に移さねばならないと思っているんだけど、つい面倒臭いが
先に立ち明日に延ばす癖が身に染み付いていたりする。だけどこれは
人類の永遠の課題なのかもしれない。今の若者も、やがてその年代に
達すると同じ恐怖が待ち構えているのだから。
脳の劣化は自然の摂理。ならば人生の目標を立てて頑張る姿勢を維持
すること。頭のどこか片隅でいいから、もっとできると思える自分を
見つけ出して汗をかくことを惜しまないことかもしれない。年寄りと
指をさされ笑われないためにも・・・。これを書きながら思うことは
自分に対する自戒の念の何ものでもない...とね。(^^;)


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Posted by 北の旅烏 at 08:23│Comments(0)趣味。提案・疑問?
 
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