2018年04月24日
抱腹。
先日出かけた新川川沿いの散策路を北に向かってどこまでも歩き続けて
やっとたどり着いたお店で買い求めた椎名誠の単行本。これが書かれた
のは1991年。27年前の椎名節が炸裂する徒然日記風である。
この時買った彼の単行本は一つの話題がコラムのように数ページで完結
するので、とても読みやすいのだ。ある時は空に向かってこれでもかと
遠吠えを繰り返したり、ある時は日常感じた椎名的疑問を攪拌沸騰させ
ながら鋭いツッコミを入れては読み手の心臓をぐいっとわしづかみする。
たまにずっこけこちょばされる(北海道の方言でくすがらせるの意味...)
こともあったりするので次のページはどんな展開なんだろうとワクワク。
文章の端々に中年と呼ばせない若かりし頃の椎名さんが出てきて思わず
笑いころげるばかり。やがて半分読み終えたころ怒涛のごとく引き込ま
れている旅烏がいた。だがこのまま一気に読み終えるのがもったいなく
未練を抱えながら本を閉じて寝床につくようにしています。私が望んで
いた椎名節炸裂単行本。歩くにはかなりしんどい場所にある書店にまた
行って、椎名さんの単行本を探そうと思っています・・・。(^^)
Posted by 北の旅烏 at 10:44│Comments(0)
│雑記。