2021年09月26日
紅葉。
ついにこの日が来た・・・。

紅葉が始まると思い出すのがまだ二十歳を過ぎたばかりのころ凌雲岳の
麓でバイトした記憶。一眼レフのカメラを買いたさに無茶な行動に出た
のだ。買うためには40日間働かなければ帰れない。数人いた同年代の
連中が次々とやめていく中、旅烏だけが取り残されたように飯場生活を
送っていた。夕食を終え一息つきながら帰れる日まであとなん日とメモ
帳にバツ印を書き込みながら焼酎をがぶ飲みしていた。やがてトンボが
群れをなして飛び交う頃、辺りの木々が赤く染まり出す。我慢の対価は
消すバツが一桁になった時。もうすぐ帰れると思うだけできつい作業も
苦にならなくなった。旭川から札幌行きの列車に乗り車窓を眺めながら
顔がほころんだものだ。その一眼レフは今は使われずにケースで眠りに
ついている...。今となっては懐かしい思い出です。(^^)
紅葉が始まると思い出すのがまだ二十歳を過ぎたばかりのころ凌雲岳の
麓でバイトした記憶。一眼レフのカメラを買いたさに無茶な行動に出た
のだ。買うためには40日間働かなければ帰れない。数人いた同年代の
連中が次々とやめていく中、旅烏だけが取り残されたように飯場生活を
送っていた。夕食を終え一息つきながら帰れる日まであとなん日とメモ
帳にバツ印を書き込みながら焼酎をがぶ飲みしていた。やがてトンボが
群れをなして飛び交う頃、辺りの木々が赤く染まり出す。我慢の対価は
消すバツが一桁になった時。もうすぐ帰れると思うだけできつい作業も
苦にならなくなった。旭川から札幌行きの列車に乗り車窓を眺めながら
顔がほころんだものだ。その一眼レフは今は使われずにケースで眠りに
ついている...。今となっては懐かしい思い出です。(^^)
Posted by 北の旅烏 at 07:29│Comments(2)
│追憶。
この記事へのコメント
若い頃一生懸命にアルバイトをしやっと手に入れた一眼レフの話、懐かしい思い出でしょうね。記念になる作品は残っているのでしょうか。拝見したいものです。まだ健在なら秋の紅葉を写してはいかがでしょうか。高山では秋色の話題が聞こえ始めました。
Posted by フリーダムナツ at 2021年09月26日 12:45
☆おはよう、フリーダムさん。(^^)
若かりし頃の旅烏は、ヤンチャそのものでして。兄弟の中でも一人
気を吐き騒いでいたように思います。(^^;)一眼レフカメラに
興味を覚えたのは写した写真のシャープさでした。さらに山奥では
お店なんて無いからお金は溜まる一方なことも大きな理由でした。
帰宅した翌日にはお目当のお店に出向き、カメラを手に入れました。
ですからお財布の中身はこの時点ですっからかん。でもうれしさの
方が数倍勝っていましたよ。(^^)
若かりし頃の旅烏は、ヤンチャそのものでして。兄弟の中でも一人
気を吐き騒いでいたように思います。(^^;)一眼レフカメラに
興味を覚えたのは写した写真のシャープさでした。さらに山奥では
お店なんて無いからお金は溜まる一方なことも大きな理由でした。
帰宅した翌日にはお目当のお店に出向き、カメラを手に入れました。
ですからお財布の中身はこの時点ですっからかん。でもうれしさの
方が数倍勝っていましたよ。(^^)
Posted by 北の旅烏
at 2021年09月27日 07:14
