郷愁。

北の旅烏

2019年10月31日 10:10

北大構内の紅葉を愛でながら帰路に着いた・・・。(一昨日の続き)
するとおおっ!なんともかわいい行灯がぶら下がっている。その場所は
北大第二農場跡の敷地内だ。ここはいつも立ち寄ることにしている場所。
木造の建物が古き歴史を感じさせ今に語り継がれている。しんと静まり
かえった中に立つと、その当時牧舎で働いていた学生や牛の息づかいが
どこからか聞こえてくるようだ。今回は牧舎には入らなかったが、次回
来た時には是非また中に入ってみようと思う。

徒歩での散策は、太ももや腰に負担をかける。しかも遠距離ときている
のでこの時点での疲労度はピークに達しようとしていた。でもここまで
来たからにはタクシーを拾うなんてもってのほか。頑張って歩いて帰る
ことで得られる自信と満足感の方がはるかに大きいのだ。やがて視線の
先に懐かしい風景が見えてくる。そう自転車逃避行に出かけた帰り道に
最後の休憩場所と位置付けた場所。なんとも懐かしくて汗だくでたどり
着いた当時の自分が思い出される。あの時疲労困ぱいの中やっとたどり
着いたこの場所でわずかに残っていたスポーツドリンクを一気飲みして
いたものだ。そして自宅まではあと数キロと元気が湧いてきた。嘆いて
ばかりではなにも変わらない。まずは行動すること。それが一番だ。

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