白井川を後にして、もと来た道を引き返した。「銀橋」を過ぎ余市川に
架かる「金橋」の下でちょっとだけ竿を出すも予想通り?手応えが無く
すぐ竿を仕舞い持ち帰る石ころを探し始めた。戻ってきた相方に釣れた
と聞いたが同じ返答。それではすぐ目の前にある「赤井川村道の駅」に
行くことに決め、胴長やベストを脱いだ。
出来たばかりの道の駅。人もまばらな9時過ぎだったがトイレも完備し
使い勝手がよさそうだ。でも知っている道の駅を想像していた旅烏には
品数の少なさにふう〜ん...てな感じでして。お土産品が片隅に置かれて
いるだけで食堂らしきコーナーの広さだけの印象。建物の隣に直売所が
あったのでそこでミニトマトを購入した。この場所は小樽から倶知安に
抜ける近道なので交通量はそこそこある。これから地元の野菜や品数を
増やせば新たな名所になると思います。
次に向かった先は「さくらんぼ山」でフルーツジンギスカンを買うこと。
そして我が家と義母へのお土産にプルーンを買った。本当は甘くて美味
しいサクランボが欲しかったが時期が終わり願い叶わず。ブドウもこれ
からで今は果物の閑散時期。もう一回来たいな、な〜んちゃって。
買い物を済ませるとそのまま帰路に着いた。だから自宅に着いた時間が
12時前という「本当に釣りをしに出かけたの?」と疑いの眼を向けら
れる早々帰宅。(^^;)釣り道具を点検し、濡れたビクや手ぶくろを
隠れ家に持ち込んで洗剤につけ置きし、後日取りに来ることにした。
下の石は金橋で拾ってきたもの。置くのに都合の良い形で凹みも微妙に
味わいがあり気に入っている。これを見ていると釣りをしている対岸に
そびえる岩にも見えてきて、記憶を呼び起こすのに都合が良さそうだ。
今回の釣行は釣果もさることながら、手に伝わる山女魚の引きを味わう
ことができて幸せだった。思い出すほど笑みがこぼれるんだもん。