CD。

北の旅烏

2016年03月14日 09:08

昨日久し振りにCDを聞く。テレビよりも想像の世界に潜り込めるのだ。
ジャンルは問わない。演歌以外は。演歌歌手を毛嫌いする理由の一つに
昔の歌を変なアレンジで曲を台無しにする歌手が多いことが挙げられる。
なにかのきっかけでバカ売れした曲を後生大事にしたいのは分かるけど
何十年と歌っていると飽きてくるのかしらん本人が。それとも聞き飽き
たと言われるのが不安なのかね。フレーズを意味もなく妙に伸ばしたり、
高音域を悪ふざけでもするように下げてみたり。ただこれは演歌歌手に
限ったことではなく、他の年代の歳いったシンガーも似たり寄ったりだ。
新曲がヒットしないからと、当たった昔のそれをさも「こんなに豊かに
歌えるんだよ」な〜んてね自己満足の極みのようだ。あの曲をあの時を
思い出したいから聞く人がいるのにさ。聞き惚れた歌を演歌歌手張りに
コブシを効かせる成り下がった馬鹿もいる。だからかテレビの歌番組は
見ることが無い。きっぱりと言えるのだ。
ジャンルを問わ無いといっても、鉱石ラジオ世代からラジカセに移行し
何度か買い換えて机の上に置き聞いた青春時代。ジャズにはまって聞き
惚れた、マイルス・デイビス。ジョン・コルトレーン。チック・コリア。
ただ彼らの奏でる全てが好きというわけではなく、この曲と限定なのだ。
買ったCDも多種にわたる。その当時、打ち合わせが終わると必ず立ち
寄った中古CD店。何気に買ったCDがお気に入りになったものもある。
その何枚かの中に『タタ・ヤン』のCDがある。ハーフだったと思うが
「 I BELIEVE 」に当時釘付けになった。声量の豊かさはもちろん情感
移入の間合いが素晴らしく、何度も繰り返しては聞いていた。
ジャズで大好きなピアノ演奏者「マル・ウォルドロン」がいた。だけど
CDが一枚も無くレコードだけ。買おうと思いつつ、いつでも買えると
次回に伸ばして買いそびれた感がある。当時は「レフト・アローン」が
人気を得ていたが、私的には「オール・アローン」が気に入っていた。
よく聞いていたCD。よく通っていたジャズ喫茶の話をすると際限なく
溢れて止まらなくなる。だからこれで終わりますね・・・。(^^;)

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