北の旅烏のひとりごと。

昨夜もジオラマに追加する送電線の鉄塔を作っていた時だった・・・。
これがなかなか難しい。紙で高さ３センチ強の鉄塔を作っていく。だが
案の定、難題が持ち上がった。爪を切ったばかりで紙を抑えられないの
ですね。爪楊枝を代用するがまたもやひっつき虫くんが登場。イライラ
くっそ〜。その時だった。せっかく加工した紙片が消えた。うそだろう。
そんな馬鹿な？机の上は紙片多々。小さな紙ちゃん、怖くないから出て
おいで〜と辺りをどけるも見当たらない。そして、乱暴に紙を扱うもの
だからますますワヤ状態。イスの下を探すも無い。しかし遠くへ飛んで
いったとは思えない。でも消えた。忽然と。
空中へ投げ飛ばしたのなら探すのは諦めよう。探すだけ時間が勿体無い。
とほほ顔で同じものを作り始めた時だった。左小指にそれがくっ付いて
いたではないか、ミリ単位の紙片が。な〜に見てんだか旅烏は。無駄な
時間を費やした。あれほど冷静になれよときつく言い聞かせていたのに。
馬鹿・アホ・たこ...と叱責の嵐が部屋に吹き荒れたのでした。
腰と肩と首筋が筋肉痛。あ〜嫌になっちゃうとのけぞった先に見えるは
サメの顔。これって数年前ＵＳＪに行ったかみさんと娘がお土産に持ち
帰ったパッケージ。いらないと言うものだから旅烏が自室の壁にとめて
いたもの。歯がグイッと飛び出して印刷だけの箱と違いリアルです。
紙で作られたもので一枚の紙から折り紙を作る日本の文化がありますね。
また紙で出来た複雑な箱も開いてみるとこれの応用とでも言える加工が
あったりします。指先が器用で無駄を省くことに長けた日本人の素晴ら
しい知恵なのだといつも感心させられます・・・。

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