
2021年04月12日
散策。
先日、自転車に乗って今年初の逃避行に出かけてみた・・・。

川沿いの散策路に降りる。時折強い風が吹きつけるが、疲れたら帰れば
いいだけと腹をくくってペダルを漕ぐ。自転車に乗らなくなったことで
散策路の記憶が薄らいでいく前に是非とも目に焼き付けねばならないと
思っていたのだ。ただ草木が芽吹く前で目新しさもなく殺風景この上も
なし。果たして太股の疲労がいつ出てくるのか。車庫に置き去りにして
いた旅烏2号はサビが目立つが、タイヤもチェーンも交換してあるので
快調そのもの。ペダルが重く感じるのはおいらの怠慢の性だ。

カモメが辺りをうかがいながら餌をついばんでいた。

土手にはふきのとうがちらほら顔を出し始めていた。途中何度か休憩を
挟みながら旅烏が名付けた「赤の水門」まで後少しの所で長めの休憩を
とる。カメラの先には残雪眩しい手稲山。だけどこれといった被写体は
見つからない。う〜む。よし!決めた。帰ろう。な〜んてね。情けない
決断をしたのであった。せっかく来たのだから、せめて石狩の海を見に
行けばいいのに、ここで退散することにしました。次回は絶対?石狩の
灯台を見に行こう!!本当かな??(^^;)

本日の走行距離は、6〜7キロ程度。お恥ずかし限りです。
川沿いの散策路に降りる。時折強い風が吹きつけるが、疲れたら帰れば
いいだけと腹をくくってペダルを漕ぐ。自転車に乗らなくなったことで
散策路の記憶が薄らいでいく前に是非とも目に焼き付けねばならないと
思っていたのだ。ただ草木が芽吹く前で目新しさもなく殺風景この上も
なし。果たして太股の疲労がいつ出てくるのか。車庫に置き去りにして
いた旅烏2号はサビが目立つが、タイヤもチェーンも交換してあるので
快調そのもの。ペダルが重く感じるのはおいらの怠慢の性だ。

カモメが辺りをうかがいながら餌をついばんでいた。
土手にはふきのとうがちらほら顔を出し始めていた。途中何度か休憩を
挟みながら旅烏が名付けた「赤の水門」まで後少しの所で長めの休憩を
とる。カメラの先には残雪眩しい手稲山。だけどこれといった被写体は
見つからない。う〜む。よし!決めた。帰ろう。な〜んてね。情けない
決断をしたのであった。せっかく来たのだから、せめて石狩の海を見に
行けばいいのに、ここで退散することにしました。次回は絶対?石狩の
灯台を見に行こう!!本当かな??(^^;)
本日の走行距離は、6〜7キロ程度。お恥ずかし限りです。

2020年05月21日
春咲。
先日、散歩がてら自転車に乗って出かけてみた・・・。

行く先は北大構内。新緑に包まれた今を見ずに夏が迎えるのが我慢なら
なかったのだ。風も穏やかで旅烏を応援してくれる。元気一杯ペダルを
漕ぎ、着いた先は遠征した時に必ず休憩していたポプラの大木がある所。
うん?あれま!ポプラの木が剪定されて丸裸になっていた。なんという
淋しき風景。住宅街では電線に枝が掛かる前に枝を切り取るが、ここは
電線なんかありはしないのに。でもきっとまた鮮やかな緑の葉をつけて
くれるだろう。そう願いたい。

ハスが浮かぶ池に到着。自転車を押しながら池まで降りて行く。ここは
三々五々訪れる市民の憩いの場所でもあります。初夏を迎えるころには
きっと花が咲いているでしょう。しばらく辺りを散策。この後せっかく
ここまで来たのだからと道庁まで足を伸ばしました。ただ時間帯が登庁
時刻でもあって人波が途切れず、写真を数枚撮っただけ。この後街中へ
行こうかとも思ったけれど雑踏にまぎれるのが気に食わなくて帰宅する
ことにしました。何か買うものがあれば行ったのでしょうけどね。

北大から出る時、色鮮やかなツツジの花が満開になっていました。花と
いえばフリージアが大好きですが、この日のように自然の中で咲く花に
魅了されるのも悪くないですね・・・。(^^)
行く先は北大構内。新緑に包まれた今を見ずに夏が迎えるのが我慢なら
なかったのだ。風も穏やかで旅烏を応援してくれる。元気一杯ペダルを
漕ぎ、着いた先は遠征した時に必ず休憩していたポプラの大木がある所。
うん?あれま!ポプラの木が剪定されて丸裸になっていた。なんという
淋しき風景。住宅街では電線に枝が掛かる前に枝を切り取るが、ここは
電線なんかありはしないのに。でもきっとまた鮮やかな緑の葉をつけて
くれるだろう。そう願いたい。
ハスが浮かぶ池に到着。自転車を押しながら池まで降りて行く。ここは
三々五々訪れる市民の憩いの場所でもあります。初夏を迎えるころには
きっと花が咲いているでしょう。しばらく辺りを散策。この後せっかく
ここまで来たのだからと道庁まで足を伸ばしました。ただ時間帯が登庁
時刻でもあって人波が途切れず、写真を数枚撮っただけ。この後街中へ
行こうかとも思ったけれど雑踏にまぎれるのが気に食わなくて帰宅する
ことにしました。何か買うものがあれば行ったのでしょうけどね。

北大から出る時、色鮮やかなツツジの花が満開になっていました。花と
いえばフリージアが大好きですが、この日のように自然の中で咲く花に
魅了されるのも悪くないですね・・・。(^^)
2020年05月10日
決断。
昨日、自転車逃避行の旅へと出かけた・・・。

思い起こせば約4年振りに自転車に乗ることになる。あちこちにサビが
目立つ愛車の「旅烏2号」は、この日を待ちかねたように快調に走って
くれた。春のそよ風がなんとも心地ちよい。時々自転車を止めては目の
前に広がる光景に過去の記憶を呼び覚し、木々の間から見える手稲山の
残雪がなくなる前に出かけてよかったと改めて思った。やっぱり旅烏は
自転車で出かけるのがお似合いだ。おかげさまでヒザの痛みもなくその
後も快調にペダルを漕いで進んでいった・・・。

やがて第一赤門に到着。自転車を降りて、ここの裏手を通ることになる。
すると持ち上げた自転車がめっちゃ重たく難儀多々。思わず転びそうに
なってしまった。きっとこれは日頃の体力不足が一因だろう。ペダルを
漕ぐ筋力も以前と比べたら相当落ちているだろうし。まっここは知らぬ
存ぜぬで進むしかない。この日は天気がよく散歩する人が途切れること
なく行き交う。だから自然とスピードを抑え、さらに道を開けて笑顔で
通り過ぎるのを待つに限る...と腹をくくった。

やがて国道337号に到着した。ここから砂利道を進むと海に出られる。
うん?あれまっ!ゲートに「侵入禁止」の看板があるではないか。無視
して行けないこともないがこの日は止めた。その代わり近くのドリーム
ビーチなら行ける...と思ったのだが、曲がる所を間違ったようでここも
通せんぼになっていた。はてさて。どうしゅる旅烏。う〜む。やる気が
一気にしぼんじゃった。とほほ...。4年の歳月がこうも如実に出るとは
ショックが倍になって、もう帰ろ状態に。(^^;)
それなら帰路の途中にある「前田森林公園」に寄ってみようか。着いた
公園内は人影がまばら。そして気づいた飲みものも食べものもなに一つ
用意していなかったこと。おまけに修理道具も持たずに来ていた。久し
ぶりの自転車逃避行だったことが原因かな。きっとパンクしたら路頭に
迷う泣きべその旅烏がいただろうな。(猛省反省。失意多々。^^;)

思い起こせば約4年振りに自転車に乗ることになる。あちこちにサビが
目立つ愛車の「旅烏2号」は、この日を待ちかねたように快調に走って
くれた。春のそよ風がなんとも心地ちよい。時々自転車を止めては目の
前に広がる光景に過去の記憶を呼び覚し、木々の間から見える手稲山の
残雪がなくなる前に出かけてよかったと改めて思った。やっぱり旅烏は
自転車で出かけるのがお似合いだ。おかげさまでヒザの痛みもなくその
後も快調にペダルを漕いで進んでいった・・・。
やがて第一赤門に到着。自転車を降りて、ここの裏手を通ることになる。
すると持ち上げた自転車がめっちゃ重たく難儀多々。思わず転びそうに
なってしまった。きっとこれは日頃の体力不足が一因だろう。ペダルを
漕ぐ筋力も以前と比べたら相当落ちているだろうし。まっここは知らぬ
存ぜぬで進むしかない。この日は天気がよく散歩する人が途切れること
なく行き交う。だから自然とスピードを抑え、さらに道を開けて笑顔で
通り過ぎるのを待つに限る...と腹をくくった。
やがて国道337号に到着した。ここから砂利道を進むと海に出られる。
うん?あれまっ!ゲートに「侵入禁止」の看板があるではないか。無視
して行けないこともないがこの日は止めた。その代わり近くのドリーム
ビーチなら行ける...と思ったのだが、曲がる所を間違ったようでここも
通せんぼになっていた。はてさて。どうしゅる旅烏。う〜む。やる気が
一気にしぼんじゃった。とほほ...。4年の歳月がこうも如実に出るとは
ショックが倍になって、もう帰ろ状態に。(^^;)
それなら帰路の途中にある「前田森林公園」に寄ってみようか。着いた
公園内は人影がまばら。そして気づいた飲みものも食べものもなに一つ
用意していなかったこと。おまけに修理道具も持たずに来ていた。久し
ぶりの自転車逃避行だったことが原因かな。きっとパンクしたら路頭に
迷う泣きべその旅烏がいただろうな。(猛省反省。失意多々。^^;)
2016年05月26日
思考。
私が使っているサイクルコンピュータは、多分化石に入る時代遅れの
部類に入ります。旅烏2号を購入した前後だったので6年前か。でも
壊れずに今も動いています。雨の中を走っても何の問題もありません。
このメーターには、走行距離や累積距離、走行時のスピード、そして
カロリー消費量(私には意味無し^^;)などが掲示されます。ただ
そうはいっても傷が目立ち始め、新しいこれを買おうか迷っています。
現在売られているサイコンは、ほとんどワイヤレス。取り付けが簡単
なのですね。値段も2〜4000円台で手頃。問題点はボタン電池が
2つ必要なこと。特にスポーク側の電池切れを知らずに走っていると
計測不能になります。また、強い電波を発生している場所に近づくと
混信を起こすとか。これって送電線の下や、風力発電の風車のそばを
走っても大丈夫なのでしょうか。今度ホームセンターに出かけたとき
店員に聞いてみましょうか・・・。
遠出から帰宅して、その日の出来事を書いていると残念に思うことが
よくあります。走行距離が、あと数百メートル走れば大台?になった
のにと思って悔しくなるのです。何度かは自宅近くでぐるぐる回って
キリのいい数字が出てから到着もありましたから。(^^;)
いま改良計画の一つにカゴの上に置くマップをより見やすくするには
どうすべきかと思案中。今まではクリップでページを挟んだり透明な
ケースに入れたりしていましたが一長一短でして。雨風に対応できて
素早く見れる「うんこれだ!」にはならず。結局元の置き方に戻って
しまいます。カゴに入れた荷物入れのバッグを不便なく使えマップが
見やすいのがベストなのです。
皆さんは常時スマホで検索していると思いますので、アナログ人間の
旅烏は蚊帳の外。でもね便利は不便と背中合わせでもあるんだ。指で
スイスイページをめくる感覚が身体に馴染んでしまうと、もっと欲が
出てきます。考えただけですぐその画面が出てきたらいいのに...とか。
でも怖いのは、ページを手でめくる感覚が薄れた先に待っているのは
人間本来が持っている五感の衰退。目で見て触れて、インクの匂いを
感じる脳の働きを閉じ込めてしまうということ。近代化は必要である
とは旅烏も思います。ただ自然界に目を向け四季を肌で感じる素晴ら
しさは生き物である証。便利さばかりを追求するのではなく、五感を
働かせる感覚を失わないことだと思うのです。旅烏はね。

2016年05月25日
花々。
今回の自転車逃避行は札幌大橋たもとで南下を諦め、あいの里公園で
休憩をとってから帰路に就くことに決めました。だから写真は自宅に
着いた時間を記録するための1枚だけ。今回は目にした花々を載せた
いと思います。見慣れた車道、ましてや疲れ果てた帰路ではペダルを
漕ぐだけなのです・・・。(^^;)

公園内に咲くツツジ。色が派手?で写真に撮るとハレーションを起こ
しています。お天気がよく、親子があちらこちらでお散歩を楽しんで
いました。子供のはしゃぐ声や笑顔はとてもいいものですね。

この白い花は、来る途中の新川散策路で見かけた木の花です。名前は
相変わらずわかりません。新緑の中にひときわ映えて見えてました。

石狩灯台のハマナスの新緑。開花は5月下旬頃とか。木道をゆっくり
歩きならが灯台をバックに愛でると感慨もひとしおでは。(^^)

マクンベツ湿原のミズバショウの葉の上で安眠を貪るカタツムリくん。
たしか外来種だと思います。雨の翌日には、堤防上を遮るほど沢山の
これがたむろしていますので、避けて通るのが大変なのです、ホント。

綿毛に変わったタンポポの中で、ひときわ鮮やかな黄色を見せる灯台
側に咲いていたタンポポ。これも外来種なのかもしれませんが黄色の
花が大好きな旅烏。この時タンポポから元気をもらえましたよ。
休憩をとってから帰路に就くことに決めました。だから写真は自宅に
着いた時間を記録するための1枚だけ。今回は目にした花々を載せた
いと思います。見慣れた車道、ましてや疲れ果てた帰路ではペダルを
漕ぐだけなのです・・・。(^^;)
公園内に咲くツツジ。色が派手?で写真に撮るとハレーションを起こ
しています。お天気がよく、親子があちらこちらでお散歩を楽しんで
いました。子供のはしゃぐ声や笑顔はとてもいいものですね。

この白い花は、来る途中の新川散策路で見かけた木の花です。名前は
相変わらずわかりません。新緑の中にひときわ映えて見えてました。
石狩灯台のハマナスの新緑。開花は5月下旬頃とか。木道をゆっくり
歩きならが灯台をバックに愛でると感慨もひとしおでは。(^^)
マクンベツ湿原のミズバショウの葉の上で安眠を貪るカタツムリくん。
たしか外来種だと思います。雨の翌日には、堤防上を遮るほど沢山の
これがたむろしていますので、避けて通るのが大変なのです、ホント。
綿毛に変わったタンポポの中で、ひときわ鮮やかな黄色を見せる灯台
側に咲いていたタンポポ。これも外来種なのかもしれませんが黄色の
花が大好きな旅烏。この時タンポポから元気をもらえましたよ。

2016年05月24日
帰路。
強く感じる向かい風。以前のように受ける風を楽しむ余裕はなかった。
こんな調子でさらなる遠出ができるのだろうか、今年の自転車逃避行。

石狩河口大橋を左手に見ながら南下する。今日は石狩の灯台を見れて
よかったが、残雪頂く暑寒別連峰は叶わなかった。今年は一つひとつ
目的達成を成し遂げ、自信を取り戻す旅を心がけよう。目の前の不安
よりも、その先にある達成した時のワクワクする高揚感を味わねば。

茨戸川の水門を過ぎると「マクンベツ湿原」はすぐそこだ。白い花が
咲きそろうミズバショウは...ああやっぱり無かった。青々とした緑の
巨大な葉だけが旅烏を出迎えてくれた。遅すぎだよね来るのが。風が
強かったりと不安定な日が多かった早春。出不精を享受してきた報い
だね。木道の先へと進むが生い茂った葉が行く手を阻むように感じる。

このまま歩いて行くと石狩川に出るのだが止めた。小鳥のさえずりも
聞こえない静寂に包まれた数分間。仰ぎ見る木々の先にも青空らしき
景観すらない。なんだか寂しすぎる光景が胸を締めつける...な〜んて
落ち込むなよ旅烏。こんなことでさ。晴れる日も曇りの日も雨の日も
あってこその日々ではないか。たまたま今日が突き抜ける青空になら
なかっただけ。出かける回数をさらに増やせばきっと天からご褒美が
もらえるのだよ。見慣れた風景でも気の持ちようで180度かわる筈。
うん頑張ろう。乗り越えた先には新鮮な出会いが待っている・・・。

向かい風に抵抗しながらゆるゆると進む。草原の中でラジコンヘリを
飛ばしてる愛好家集団がいた。小休止をはさみながらペダルを漕いで
行くと、はるか前方に札幌大橋とその奥のJR学園都市線の高架橋が
霞んで見えてきた。距離にして2キロくらいか。遮るものがない堤防。
まともに受ける風との戦いはこの後しばらく続いた。やがて左前方に
ホーストレッキングの集団が現れた。自転車を停め、すかさずパチリ。
その中の一人がこちらに手を振っているかのように見えた。一人走行
していると会話がなくてもうれしくなる瞬間だ。今という時間を共有
しているのだから。さてこのまま進み高架橋をくぐり南下を続けるか、
それとも下界に降りて帰る道を選ぶか...と決めかねていた。

こんな調子でさらなる遠出ができるのだろうか、今年の自転車逃避行。
石狩河口大橋を左手に見ながら南下する。今日は石狩の灯台を見れて
よかったが、残雪頂く暑寒別連峰は叶わなかった。今年は一つひとつ
目的達成を成し遂げ、自信を取り戻す旅を心がけよう。目の前の不安
よりも、その先にある達成した時のワクワクする高揚感を味わねば。
茨戸川の水門を過ぎると「マクンベツ湿原」はすぐそこだ。白い花が
咲きそろうミズバショウは...ああやっぱり無かった。青々とした緑の
巨大な葉だけが旅烏を出迎えてくれた。遅すぎだよね来るのが。風が
強かったりと不安定な日が多かった早春。出不精を享受してきた報い
だね。木道の先へと進むが生い茂った葉が行く手を阻むように感じる。
このまま歩いて行くと石狩川に出るのだが止めた。小鳥のさえずりも
聞こえない静寂に包まれた数分間。仰ぎ見る木々の先にも青空らしき
景観すらない。なんだか寂しすぎる光景が胸を締めつける...な〜んて
落ち込むなよ旅烏。こんなことでさ。晴れる日も曇りの日も雨の日も
あってこその日々ではないか。たまたま今日が突き抜ける青空になら
なかっただけ。出かける回数をさらに増やせばきっと天からご褒美が
もらえるのだよ。見慣れた風景でも気の持ちようで180度かわる筈。
うん頑張ろう。乗り越えた先には新鮮な出会いが待っている・・・。
向かい風に抵抗しながらゆるゆると進む。草原の中でラジコンヘリを
飛ばしてる愛好家集団がいた。小休止をはさみながらペダルを漕いで
行くと、はるか前方に札幌大橋とその奥のJR学園都市線の高架橋が
霞んで見えてきた。距離にして2キロくらいか。遮るものがない堤防。
まともに受ける風との戦いはこの後しばらく続いた。やがて左前方に
ホーストレッキングの集団が現れた。自転車を停め、すかさずパチリ。
その中の一人がこちらに手を振っているかのように見えた。一人走行
していると会話がなくてもうれしくなる瞬間だ。今という時間を共有
しているのだから。さてこのまま進み高架橋をくぐり南下を続けるか、
それとも下界に降りて帰る道を選ぶか...と決めかねていた。
2016年05月23日
灯台。
残雪抱く暑寒別連峰は靄ってよく見えなかった。でも灯台の赤と白の
ストライプは今年も健在である。決断してよかった・・・。(^^)

石狩川の堤防に上がると吹き付ける風が時折強く感じ、帰路の不安が
また頭を持ち上げた。遺憾ぞ軟弱旅烏め。狼狽えてどうする。この後
灯台のすぐそばにあるビジターセンターへと向かった。外の窓拭きを
していた顔馴染みの店員から声がかかる。挨拶を交わし中へ入りいつ
ものどら焼きと酒のつまみ、そしてさくらんぼ味?のキャンディーを
お土産に購入。レジで清算する店員と会話が弾んだ。『いつ来るかと
待っていたのよ』と笑顔の店員。「いやここ最近歳には勝てなくてね。
自転車で出かける回数がめっきり減ってしまって」と旅烏。私の歳を
知らないからか、お世辞?なのかわからないけど『そんなことないわ』
と笑顔で返してくれる。ここの店員からもらえる満面の笑みは旅烏の
元気の素。ただこの日は「またすぐ来ますね」とは言えずに後にした。

もう一度堤防に上がり、周辺を散策する。澄み渡った青空にはならな
かったが充分満足。そうこうしている内に散策に訪れる人が三々五々
集まり始めた。野鳥を撮るのだろうか大きな望遠レンズを抱えた方が
近くの木々に狙いをつけていたり。ロードバイクで来た年配風の男性
との会話が風に乗って聞こえてきたり...。さて戻ることにしましょう。

左遠くに見える建物は、対岸にある産廃処分場。以前はここを通って
望来まで行ったものだが。行くにはあの恐怖の激坂が待ち構えている。
私が乗っている旅烏2号では、苦難の連続どこまでも〜に思えて身が
よじれるのだ。今は思い出すまい。と言いつつまた行ってみたいなと
願望だけは衰え知らず?な〜んてね。(^^;)
近くの海岸では釣りを楽しむ人々が大勢いました。おこぼれを待って
いるのか、一羽のカラスがじっと動かず遠くを見つめています。さて
帰路をどこにしようか。車道は極力避けたい。ならば石狩川の堤防を
走るに限る。前方から時折強く吹き付ける風がさらにその勢いを増し
草木を揺らしていた。う〜ん。頑張るしかない・・・。(次回に続く)
ストライプは今年も健在である。決断してよかった・・・。(^^)
石狩川の堤防に上がると吹き付ける風が時折強く感じ、帰路の不安が
また頭を持ち上げた。遺憾ぞ軟弱旅烏め。狼狽えてどうする。この後
灯台のすぐそばにあるビジターセンターへと向かった。外の窓拭きを
していた顔馴染みの店員から声がかかる。挨拶を交わし中へ入りいつ
ものどら焼きと酒のつまみ、そしてさくらんぼ味?のキャンディーを
お土産に購入。レジで清算する店員と会話が弾んだ。『いつ来るかと
待っていたのよ』と笑顔の店員。「いやここ最近歳には勝てなくてね。
自転車で出かける回数がめっきり減ってしまって」と旅烏。私の歳を
知らないからか、お世辞?なのかわからないけど『そんなことないわ』
と笑顔で返してくれる。ここの店員からもらえる満面の笑みは旅烏の
元気の素。ただこの日は「またすぐ来ますね」とは言えずに後にした。
もう一度堤防に上がり、周辺を散策する。澄み渡った青空にはならな
かったが充分満足。そうこうしている内に散策に訪れる人が三々五々
集まり始めた。野鳥を撮るのだろうか大きな望遠レンズを抱えた方が
近くの木々に狙いをつけていたり。ロードバイクで来た年配風の男性
との会話が風に乗って聞こえてきたり...。さて戻ることにしましょう。
左遠くに見える建物は、対岸にある産廃処分場。以前はここを通って
望来まで行ったものだが。行くにはあの恐怖の激坂が待ち構えている。
私が乗っている旅烏2号では、苦難の連続どこまでも〜に思えて身が
よじれるのだ。今は思い出すまい。と言いつつまた行ってみたいなと
願望だけは衰え知らず?な〜んてね。(^^;)
近くの海岸では釣りを楽しむ人々が大勢いました。おこぼれを待って
いるのか、一羽のカラスがじっと動かず遠くを見つめています。さて
帰路をどこにしようか。車道は極力避けたい。ならば石狩川の堤防を
走るに限る。前方から時折強く吹き付ける風がさらにその勢いを増し
草木を揺らしていた。う〜ん。頑張るしかない・・・。(次回に続く)
2016年05月22日
海辺。
昨日決行。微風味方。石狩の海へ。
出かけるには遅い8時前。北か南か迷いに迷ったが、どうしても海が
見たくなり石狩灯台を目指した。朝食を買い、新川散策路へと降りる。
いつもの定点観測場所と名付けたベンチで自転車を止め手稲山を望む。
残雪は山頂付近に残るだけになっていた。この日は晴天と出ていたが
薄靄がかかり晴れ渡った空と元気な太陽を見ることはなかった。追い
風微風が肌に心地よい。ただお昼からやや強めの風に変わるといって
いた。帰りは向かい風をもろに受けることになるのだ。不安が現実に
ならねばいいのだが・・・。

私が名付けた第一赤水門。お世辞にも綺麗な川では無い。そして次の
第二赤水門を越えると石狩へ向かう国道337号へ出る。休憩を挟み
ながら野の花を写真に収める。辺り一面に咲くタンポポはすでに白い
綿毛に変わり、今更ながら出遅れた感がひしひしと胸を打つ。
国道から道々225号線へと変えて進むも何度も通った道。懐かしむ
には物足りない風景の連続だ。それでも早く灯台が見たいとペダルを
漕ぐ旅烏。あれっ?東埠頭はまだ先だ。こんなに遠かったのかしらん。
一直線の道の先に出ている標識は中央埠頭の文字が。記憶の糸がから
まっているのではと不安に駆られる。やがてようやく石狩風力発電の
塔が見えてきた。ここで自転車を停めての写真を何度撮ったことだろ
うか。風力発電の下は散策路になっているが今回はこのまま石狩へと
向かうことにした。

ようやく東埠頭に到着。採れたて新鮮な魚介類を売る朝市が始まって
いて大勢の人で賑わいを見せていた。かと思うと岸壁に見捨てられた
小魚?に群れ漁るカラスの集団のうるさいこと。カモメくんは遠くで
見守るしか術がないようだ。では海岸沿いの小道を行くことにいたし
ましょうか。写真に撮らなかったのですが紫色のイソスミレが所々に
ぽつんと咲いていましたよ。群生で咲くのはもう少し先になるのかな。
きっとこれからが見頃を迎えるのでしょうね・・・。(^^)

出かけるには遅い8時前。北か南か迷いに迷ったが、どうしても海が
見たくなり石狩灯台を目指した。朝食を買い、新川散策路へと降りる。
いつもの定点観測場所と名付けたベンチで自転車を止め手稲山を望む。
残雪は山頂付近に残るだけになっていた。この日は晴天と出ていたが
薄靄がかかり晴れ渡った空と元気な太陽を見ることはなかった。追い
風微風が肌に心地よい。ただお昼からやや強めの風に変わるといって
いた。帰りは向かい風をもろに受けることになるのだ。不安が現実に
ならねばいいのだが・・・。
私が名付けた第一赤水門。お世辞にも綺麗な川では無い。そして次の
第二赤水門を越えると石狩へ向かう国道337号へ出る。休憩を挟み
ながら野の花を写真に収める。辺り一面に咲くタンポポはすでに白い
綿毛に変わり、今更ながら出遅れた感がひしひしと胸を打つ。
国道から道々225号線へと変えて進むも何度も通った道。懐かしむ
には物足りない風景の連続だ。それでも早く灯台が見たいとペダルを
漕ぐ旅烏。あれっ?東埠頭はまだ先だ。こんなに遠かったのかしらん。
一直線の道の先に出ている標識は中央埠頭の文字が。記憶の糸がから
まっているのではと不安に駆られる。やがてようやく石狩風力発電の
塔が見えてきた。ここで自転車を停めての写真を何度撮ったことだろ
うか。風力発電の下は散策路になっているが今回はこのまま石狩へと
向かうことにした。
ようやく東埠頭に到着。採れたて新鮮な魚介類を売る朝市が始まって
いて大勢の人で賑わいを見せていた。かと思うと岸壁に見捨てられた
小魚?に群れ漁るカラスの集団のうるさいこと。カモメくんは遠くで
見守るしか術がないようだ。では海岸沿いの小道を行くことにいたし
ましょうか。写真に撮らなかったのですが紫色のイソスミレが所々に
ぽつんと咲いていましたよ。群生で咲くのはもう少し先になるのかな。
きっとこれからが見頃を迎えるのでしょうね・・・。(^^)
2016年05月16日
回想。
さて、癒し空間の中島公園から雑踏の中へ出ましょうか。 (最終章)
逃避行の帰り道、サイクリングロードや堤防から出る時決まって感じる
気だるさが押し寄せてきます。そして車道を走る緊張感と、車道わきの
小砂利を踏む振動が続くとパンクの心配が頭を持ち上げてくるのですね。
堤防の未舗装よりも都会の中の雑多な破片の方が要注意。なん度これに
泣いたかしれませんから。こればっかりは毎年変わることがないのです。

愚痴っても帰れませんね。のどかな新緑の木々を見て気持ちを入れ替え
ましょうか。このまま北上するのは面白くないと、行啓通へ入りました。
小中学校へ通っていた頃の懐かしい佇まいが今でも残っています。ただ
あらかたはビル群に変貌し、記憶の糸がからまりそう。(^^;)

石山通りに出る前に狭い道を進みます。南5条の生まれた場所まで来た
とき、さらに混乱してしまいました。工事中で道がふさがれていた性も
あったのですが、記憶の風景がさらに変わっていたのです。何度もぐる
ぐる回り道を繰り返す旅烏。でも行きあたらない。諦めようと違う道に
出たときでした。うん?これって小さい頃よく見たことがあったような
建物が目に入りましたよ。昭和真っ只中の木造家屋ですね、これ。今は
誰も住んでいないようです。この外観はうっすらと見覚えがある。何か
売っていたお店だったと。この近くにはミトキ会館なる映画館があった。
火事で焼失したが、その時は私はまだ小学校に上がる前。火の粉が家の
近くまで飛んできた記憶がある。石炭ストーブ全盛時代。純白の新雪が
翌日にはすすけて灰色になっていたな。今の某国となにやら似ています。
やがて石油ストーブに替わり、そして路面を削るスパイクタイヤが禁止
となって今のスタッドレスタイヤが生まれたのも健康被害のこのことが
あったから。マスク姿のサラリーマンをよく見たものです、この頃は。

時間がとうに過ぎている。この後石山通りに出ることにします。目的の
某スーパーへ行ってのお買い物が待っていますから。店内に入ると相変
わらずの混雑ぶり。あれこれ見繕うのをヤメて目的のものをカゴに入れ
即レジへ。この後は新川散策路に咲く八重桜をチラ見しながらご帰還と
相成りました・・・。
逃避行の帰り道、サイクリングロードや堤防から出る時決まって感じる
気だるさが押し寄せてきます。そして車道を走る緊張感と、車道わきの
小砂利を踏む振動が続くとパンクの心配が頭を持ち上げてくるのですね。
堤防の未舗装よりも都会の中の雑多な破片の方が要注意。なん度これに
泣いたかしれませんから。こればっかりは毎年変わることがないのです。
愚痴っても帰れませんね。のどかな新緑の木々を見て気持ちを入れ替え
ましょうか。このまま北上するのは面白くないと、行啓通へ入りました。
小中学校へ通っていた頃の懐かしい佇まいが今でも残っています。ただ
あらかたはビル群に変貌し、記憶の糸がからまりそう。(^^;)
石山通りに出る前に狭い道を進みます。南5条の生まれた場所まで来た
とき、さらに混乱してしまいました。工事中で道がふさがれていた性も
あったのですが、記憶の風景がさらに変わっていたのです。何度もぐる
ぐる回り道を繰り返す旅烏。でも行きあたらない。諦めようと違う道に
出たときでした。うん?これって小さい頃よく見たことがあったような
建物が目に入りましたよ。昭和真っ只中の木造家屋ですね、これ。今は
誰も住んでいないようです。この外観はうっすらと見覚えがある。何か
売っていたお店だったと。この近くにはミトキ会館なる映画館があった。
火事で焼失したが、その時は私はまだ小学校に上がる前。火の粉が家の
近くまで飛んできた記憶がある。石炭ストーブ全盛時代。純白の新雪が
翌日にはすすけて灰色になっていたな。今の某国となにやら似ています。
やがて石油ストーブに替わり、そして路面を削るスパイクタイヤが禁止
となって今のスタッドレスタイヤが生まれたのも健康被害のこのことが
あったから。マスク姿のサラリーマンをよく見たものです、この頃は。
時間がとうに過ぎている。この後石山通りに出ることにします。目的の
某スーパーへ行ってのお買い物が待っていますから。店内に入ると相変
わらずの混雑ぶり。あれこれ見繕うのをヤメて目的のものをカゴに入れ
即レジへ。この後は新川散策路に咲く八重桜をチラ見しながらご帰還と
相成りました・・・。

2016年05月15日
巡る。
よし、中島公園まで足を伸ばそう・・・。 (昨日の続き)
狸小路5丁目の時計をパチリ。8時半を過ぎている。まっ多少遅れても
構いはしない。絶好の走行日和なんだもん。そのまま南下を続け走って
いると脳裏に閃いた。ススキノの外れに数年ぶりで再開されたディスコ
バー「キングムー」を思い出した。確かこの通りの先にある筈。できた
当時も奇抜な建物として話題になった。あれはバブル全盛時か減速して
きた時だったか。中に入ることは一度も無かったけれど、たまに通ると
古びたそのままの姿で鎮座していた。

おおっ出た〜キングムー。うん?立ち位置がここだった?イメージでは
はす向かいだったような...。記憶が曖昧な旅烏に失笑の雨が降る。昔と
変わらない異様な建物が目の前にそびえ立ち、しばらくの間記憶の底を
ほじくっていた。高校生の時、この近くに住んでいた友人を迎えによく
通っていた場所。当時はまだこれは無く、夜のホテル街として数多くの
旅館が艶かしくもひっそりと明かりを照らしていた。多感な歳頃という
こともあって、興味を引く場所でもあった...な〜んてね。(^^;)

感傷的な気持ちがやがて猥雑な方へと傾きかけたので、そのまま通りを
抜けて走っていくと、やがて中島公園に到着。公園にある池のほとりを
ぐるりと回り一旦自転車を降りる。風がそよと吹く程度。気温が上がり
少し汗ばんでくる。と一羽のカラスがギャア〜と鳴きながら近くの木に
止まりこちらを凝視している。そろそろ子育てが始まった頃かもしれん。
その昔ここでカラスに追い回されたことを思い出した旅烏。マズイかも
しれないなこれは。早々に退散いたしましょうか・・・。

満開を謳歌したエゾヤマザクラはすでにもう葉桜に。これは八重桜だと
思います。濃いピンクの花びらが幾重にも重なりあって、青空に映えて
いました。旅烏的には淡いピンクの方が好き。函館五稜郭公園のお堀に
咲く桜がイメージ的に合っています。さてと、そろそろ某スーパーへと
向かいましょうか。時計と携帯を持たない旅烏。もっぱら写真を撮って
時間を確認しています。連絡はメモ帳を一つテーブルに置くだけ。なん
とも時代遅れではありますが。これで良いのだと頑固一徹なのね。
狸小路5丁目の時計をパチリ。8時半を過ぎている。まっ多少遅れても
構いはしない。絶好の走行日和なんだもん。そのまま南下を続け走って
いると脳裏に閃いた。ススキノの外れに数年ぶりで再開されたディスコ
バー「キングムー」を思い出した。確かこの通りの先にある筈。できた
当時も奇抜な建物として話題になった。あれはバブル全盛時か減速して
きた時だったか。中に入ることは一度も無かったけれど、たまに通ると
古びたそのままの姿で鎮座していた。
おおっ出た〜キングムー。うん?立ち位置がここだった?イメージでは
はす向かいだったような...。記憶が曖昧な旅烏に失笑の雨が降る。昔と
変わらない異様な建物が目の前にそびえ立ち、しばらくの間記憶の底を
ほじくっていた。高校生の時、この近くに住んでいた友人を迎えによく
通っていた場所。当時はまだこれは無く、夜のホテル街として数多くの
旅館が艶かしくもひっそりと明かりを照らしていた。多感な歳頃という
こともあって、興味を引く場所でもあった...な〜んてね。(^^;)
感傷的な気持ちがやがて猥雑な方へと傾きかけたので、そのまま通りを
抜けて走っていくと、やがて中島公園に到着。公園にある池のほとりを
ぐるりと回り一旦自転車を降りる。風がそよと吹く程度。気温が上がり
少し汗ばんでくる。と一羽のカラスがギャア〜と鳴きながら近くの木に
止まりこちらを凝視している。そろそろ子育てが始まった頃かもしれん。
その昔ここでカラスに追い回されたことを思い出した旅烏。マズイかも
しれないなこれは。早々に退散いたしましょうか・・・。
満開を謳歌したエゾヤマザクラはすでにもう葉桜に。これは八重桜だと
思います。濃いピンクの花びらが幾重にも重なりあって、青空に映えて
いました。旅烏的には淡いピンクの方が好き。函館五稜郭公園のお堀に
咲く桜がイメージ的に合っています。さてと、そろそろ某スーパーへと
向かいましょうか。時計と携帯を持たない旅烏。もっぱら写真を撮って
時間を確認しています。連絡はメモ帳を一つテーブルに置くだけ。なん
とも時代遅れではありますが。これで良いのだと頑固一徹なのね。
