2019年10月10日
飯場。
来るべきものが新聞に載った・・。
観念していたけれど、新聞の一面に掲載されるときれいと思うどころか
ため息がもれた。そして大雪山の紅葉に若かりし頃のバイト生活が思い
出され、乏しくなった記憶の底から当時の情景が断片的に浮かんできた。
40日間の過酷な労働。ニコンの一眼レフを買うための飯場生活。毎日
寝床でインスタントコーヒーを飲みながら、メモ帳に帰る日を逆算して
いた。帰宅したのはたしか9月初旬だった筈。同じ仲間が次々と帰って
いく中、私だけが取り残されたような失望感が日増しに大きく膨らんだ。
だけど途中で帰ろうにも4キロ近くある山道を歩いて降りなくてはなら
ない。さらに中途半端で諦めたらカメラどころか後悔の念が一生付きま
とっただろう。時は流れ、そのカメラは今ではケースに置かれたままで
深い眠りについている。この季節になると若かりし頃のほろ苦い記憶が
今も鮮明に思い出される。ただし途切れとぎれだけどね。(^^;)
観念していたけれど、新聞の一面に掲載されるときれいと思うどころか
ため息がもれた。そして大雪山の紅葉に若かりし頃のバイト生活が思い
出され、乏しくなった記憶の底から当時の情景が断片的に浮かんできた。
40日間の過酷な労働。ニコンの一眼レフを買うための飯場生活。毎日
寝床でインスタントコーヒーを飲みながら、メモ帳に帰る日を逆算して
いた。帰宅したのはたしか9月初旬だった筈。同じ仲間が次々と帰って
いく中、私だけが取り残されたような失望感が日増しに大きく膨らんだ。
だけど途中で帰ろうにも4キロ近くある山道を歩いて降りなくてはなら
ない。さらに中途半端で諦めたらカメラどころか後悔の念が一生付きま
とっただろう。時は流れ、そのカメラは今ではケースに置かれたままで
深い眠りについている。この季節になると若かりし頃のほろ苦い記憶が
今も鮮明に思い出される。ただし途切れとぎれだけどね。(^^;)
Posted by 北の旅烏 at 07:03│Comments(0)
│追憶。