北の旅烏のひとりごと。

石狩川の堤防を走っていると目にする数字。これは何？何のため？？
石狩灯台からの帰路、車道を避けて堤防上を走ることが多い。マクンベツ
湿原を通り過ぎて南下しているとこつ然と姿を現す。最初は「６」なのか
「９」なのか解らなかった。暑さと疲労でその内に数字のことなど忘れて
帰宅してから思い出していた。数字が示す謎。そして疑問・・・。
その後何度か走っている内にこの数字が川に向かって読むと判明。最初に
出てくる数字は「６」である。さらに距離に関係するかも...とアバウトで
計ってみると、どうやら１キロ間隔で書かれているようだ。堤防上は工事
車両が頻繁に往来している。ダンプがすれ違うことも多々あり、その都度
邪魔にならぬよう自転車を停めることもあったり。だとしたらこの数字は
ダンプの運転手のためなのか。でもそれにしては大袈裟に感じるし。この
区間は緩やかなカーブ以外ほぼ直線。だとしたら軽飛行機の緊急避難用の
滑走路なのかなこの堤防は。いや否これはきっと現代板、ナスカの地上絵
みたいな意味合いを持つのかもしれん。寝静まった深夜の丑三つ時、音も
なく飛来した宇宙船の大群が、理路整然とマナーを守り一列に並んで着陸
するとか。うん？そんなこと無いか。
「１３」と書かれた先に見えるのは札幌大橋。交通量が多く、信号も橋の
両側にあるので渋滞が頻繁に起きている。昨年から拡張工事の真っ最中で
完成すると片側２車線になる筈。灼熱地獄の真夏や猛吹雪の厳寒期に走ら
ねばならないドライバーのイライラが解消されるといいのだが。自転車や
歩行者専用の道は道路下をくぐり抜ける道が備えられている。だが舗装は
されていない。願わくば砂利道ではない、アスファルトの道に作り替えて
欲しいものである。工事で余った？アスファルトで固めてくれさえすれば
三顧の礼を尽くしてお礼申し上げるのだが。お願いしますだ、お代官様。

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